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ある夏の角池にて

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遊び

それ に
ぽっかりと空いてしまった穴が埋まったのかといえば
いいえ
むしろ穴を形作る場所すらも無くなってしまったというか
こなごなに砕け散ったそれ の破片はどこにいったのかと聞かれれば
地面と区別がつかないくらいに細かくなってしまって
もう何が何だかどうなってしまったのかも分からない

穴が開く前のそれ の形を思い出そうとしてみた
でも思い出したところでそれ が元に戻るはずもなく
いいえ
もしかしたら初めからそれ はなかったのかもしれないと思いはじめて
砕けてしまったのは思い込んでいた何か で
このとおりだった
そう
それ はいまだ形など得てなかったのだ と

それ があった地面で一人で砂山を作ってもみようかとも考えてみたけれど
皆で鬼ごっこをするほうが楽しいと思ったんだ

空へ

空を飛ぶ

背中に翼はないけれど

飛びたいと思ったら宙に浮いていた

ふわふわとした感覚

地面に戻ったら 二度と飛べない気がした

ならばどこまでもいこう

後悔しないくらい





私は なぜ飛びたかったの ?



本当は気づいている

ヒトが飛べるはずがない

言葉にしたらきっと地面と再開するのでしょう

そして 醜い姿を晒すのでしょう



だから

気づかないふりをする

どうかもう少しだけ

私を空にいさせてください


 

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